ParaDriverDI【SansAmp】
90年代の初頭、SansAmp Classicの発売直後にラックマウント型のSansAmpが発売されました。
この機種は生産量が少なかったことと、ダイナミックレンジが広くClassicを上回るサウンドで、プロミュージシャンの間でコレクターズアイテムとして珍重されています。
このモデルの復刻リクエストは、永年に渡りTech21に多く寄せられました。
それらのリクエストに答えるべく、全ての楽器を対象にしたユニバーサルモデルSansAmp PARA DRIVER DIが誕生しました。
PARA DRIVER DIはライブ、レコーディングの両面が意識された仕様になっており、ライブ用のフットスイッチィング機能とライン/インストの切換可能なXLR出力等が備わっています。
サウンドに関わる信号経路は100%アナログ回路が採用され、SansAmpサウンドの要となるサチュレーションハイブリッドモジュールで幅広いサウンドをサポートします。
TREBLE、MID、MID shift、BASSのパラメトリックイコライザーを搭載しており、ユニバーサルモデルとして各種楽器に対応することが考慮されています。
▼あらゆる楽器に対応するダイレクトボックス
主な仕様 | |
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入力 | 1/4″フォーンインストルメント入力 |
入力インピーダンス | 4.7 MΩ |
パラ出力 | 1/4″フォーン(ドライ信号出力) |
出力 | 1/4″フォーン、XLR LINE/INST レベル切換スイッチ付きグランドスイッチ |
コントロール | LEVEL、TREBLE、MID、MID shift、BASS、DRIVE |
電源 | 9VDC (006P電池使用可能)、9V ACアダプター、ファンタム電源 |
外形寸法 | |
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幅(W) | 94mm |
奥行き(D) | 120mm |
高さ(H) | 37mm |
ParaDriverDI【SansAmp】に関連する動画
ParaDriverDI【SansAmp】に関連するレビューやコメント
- ギターで使ってます。主にフルアコ・セミアコでジャズやフュージョン、あるいはストラトでファンクなどが主です。
ラインに繋ぐよりも、どちらかというとJCなどのトランジスタアンプでの音の補正用として買いました。パラメトリックタイプのミドルによってギターの美味しい部分の調整ポイントが自由自在で、ブレンドとドライブで真空管ライクな歪み成分(オーバードライブまでいかない微妙なクリップ感)や倍音の付加、およびキャビの箱鳴りシミュレートの混ぜ具合などをかなり緻密に調整することができ、しかもどうセッティングしてもそれなりに良い音になるので、逆にどのポイントに決めるか迷うところです。プレゼンスが無いですが(ベードラには有り)ベース以外で使うならとくに必要性は感じません。
とりとわけジャズギターのようなデリケートな音色の追及には強力な味方ですね。
またジャズ系のライブバーなどでは置きアンプがショボイことが多いので、これを持って行ってミキサーのファンタムを借りてPAで鳴らす方がよっぽど良い音がします。
アンプを持ち込むよりも楽ですし。電源の心配も要らないので重宝します。
ベードラと比較されてなぜか人気がイマイチのようですが、これってベース用の機材だと思ってる人が多いのでは?
ぜひギターに人にこそ興味を持ってもらいたい製品です。 - アコギでAG/STOMPを使ってるんですが(今だに・苦笑)、ライブ会場によってPAが変わるので、全体のトーンを簡単にいじりたいと思って購入しました。
同目的ではLRバッグスのPARAアコースティックDIを使ってる人が圧倒的に多いみたいですけど、ツマミが大きくてボディが小さいこっちの方が僕にとってはありがたいです。
音の方は、つまみをいじった分だけちゃんと音が変わります(笑)
変な言い方ですが、BASSやTREBBLEをいじった時に変わってほしい周波数ポイントが変わる…と言ったらいーのか?
とにかく僕の使用目的にはドンピシャです。
あと、エフェクトのON/OFFフットスイッチがあるので、いじった音とスルーの音が使い分けられます。
AG/STOMP持ってくのがめんどーな時とか、これだけでもイケるかもしれません。 - ベース用に購入。
Middleが付いているので使いやすいのかと思ったのですが、ベース用というより何にでも使えるプリアンプのような…?と思ってからアコギなどに使っている人が多いのに気づきました(笑)
音は悪く無いですが、好みが分かれそうです。
無難に普通のベードラか、ZOOMのマルチに入っているモデリングを利用した方が良いかも。
モデリングは再現度高かったしMidの調整もついてたはず。
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