HyperGravity Compressor
■ギター用エフェクター
■コンプレッサー
■コントロール:サスティーン、アタック、レベル、ブレンド、ベース、マルチバンドモード/ヴィンテージ・モード/TonePrintモード切り替えスイッチ
■トゥルーバイパス設計
■TonePrint機能対応
■9V/100mA
※アダプター別売り
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HyperGravity Compressorに関連するレビューやコメント
- 早速購入してベースに使用していますが、Editorにある標準テンプレでも好印象です。
3Bandコンプなので、この帯域はもう少し控えめに…等の調整がEditorで簡単にできます。
ざっとEditorを弄ってスラップ向けの音を作って遊んでみましたが、内蔵プリがほぼフラットなままでも自分好みの音が短時間で作れてしまい衝撃的でした。
6弦ベースのLowBもHighCも簡単に均一化でき、出過ぎたMidを少しカットとか調整が簡単で素晴らしいです。自分はEditor前提なので、今後X4シリーズが出たら4Slot+α目当てで欲しくなってしまいそうです。
現段階ではまだ情報が少ないので、Editorでどれ位弄れるのか?という方の参考に↓
・4ノブ全てに3パラメータをアサイン可
・X-Over:LowとHighそれぞれoff~16000Hz、LowとHighを同じ値にする事も可。設定の組合せで1~3BandCompに。Xカーブは固定。
・AutoMakeupGainはOn/Off可能。圧縮した分自動GainUpする機能、ノブが少ないので便利。
以下のパラメータは3Band個別に設定可↓
・Level:-100~+50dB
・Blend:Dry音の比率、0%でWet音のみ(KillDry)、100%でDry音のみと思われる。但しDry音に対しても減衰方向にはLevel設定が効く。
・Blend設定で代替可能な為か、この製品にはKillDry設定が無い、Dipスイッチもマニュアルで触れていない。
・Threshold:-120~0dB
・Ratio:Off(1:1)~Inf
・Attack:0.3~100ms
・Hold:0~400%
・Release:20ms~2.0sec
・Knee:0~100dBでThreshold値に連動して制限される
これらのパラメータをノブにアサインする際に便利なAll(Attack All,Level All等)というパラメータもあり、各帯域毎のオフセット設定に対してAll値による加減が可能。正確な仕様はEditorのマニュアルが更新されれば分かると思います。対応Editorは現時点でv3.0です。
最後にWet音は他のTCペダル同様にデジタルでHiFiな音です。 - まさかこんなに自由に設定できるとは思ってもみませんでした。他の方のレビューの通りですね。
アナログへの強いこだわり等なければ迷わずこれを選ぶと良いと思います。
コンパクトペダルのコンプレッサーとしては他の追随を許さないでしょう。
他のTonePrint対応のペダルも気になってしまいますね、これは。 - ギターに使用。
これまではXoticのSpcompを使っていましたが、自分の好みの弾き心地にすると高域の鳴りが増えてシャリっとした音質になってしまっていました。弦の金属の鳴りが強調されている様な感じで、これはこれで綺麗な音なので好きずきだとは思うのですが、マルチバンドコンプで見事解消できました。
恐らく、1バンドのコンプでは1番大きな音である弦の基音を圧縮した結果、それより小さく鳴っている倍音成分が多く残ってしまうのが原因なんだと思います。
これは3バンドで低音弦、高音弦、超高域の倍音を別々にトリムする事でComp+EQ的なサウンドメイクが可能です。
ラックコンプを使った事がないのでToneprintでいじれる項目の多さには最初戸惑いました。
まだ、HPにも詳しいマニュアルがないので自分が調べた点について書かせて頂きます。
まず、現在の日本版HPにあるtoneprintソフトではこのペダル認識しません。
英語版のHPより3.1の最新ソフトをダウンロードする必要があります。
そして設定項目についてですが、
X-OverでLOWとHIGHの周波数を設定するとlow以下、high以上、その間をmidという様に3バンドコンプが対応します。Off設定もあるので1バンド2バンドのコンプにも出来ます。
一度1バンドで好みの弾き心地になる様設定した後、X-Overで音質を作って行くのがシンプルな方法かなと思いました。
とは言え3バンドそれぞれにスレッショルド、レシオ、アタック、リリース、ニー、ホールド、ボリュームゲインがあり、全体のドライミックスまで出来るので設定は無限です。
ここまで自分好みに作り込めるとは、ほんと凄いペダルコンプです!
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