Chamaeleo Tail Loop MKII
4シリーズループ、1セパレートループやチューナーアウト・ミュートスイッチと電源供給を搭載した5プログラムループです。コンパクトなサイズでエフェクターボードの使い勝手を最大限まで高めます。
・5プログラム×3バンク、15種類のメモリーが可能。
・4つのシリーズループ、1つのセパレートループを搭載。
・独立ループは、アンプのチャンネル切替スイッチとしても機能。
・視覚的に分かりやすいプログラミング機能。
・プログラムをロックするロックスイッチ搭載。
・ダイレクトモードを用いることによって、ノーマルスイッチャーとしても使用可能。
・チューナーフットスイッチはミュートスイッチとしても使用可能。
・非常にナチュラルなBJF Buffer回路を搭載。
・バッファーインプット、ノンバッファーインプット、バッファーアウトを搭載。
■プログラムモードとダイレクトモード
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、プログラムモードとダイレクトモードを備えています。プログラムモードとダイレクトモードは、BANKスイッチを2秒以上長押しすることで切替可能。いつでも即座にサウンドチェックや個別のペダルのON/OFFができます。
■ロックスイッチ
せっかく設定したプリセット、演奏中に誤ってボタンを踏んでプリセットが変わってしまうことのないように、プリセットをロックするスライドスイッチを搭載。
■サイクル選択式のバンクセレクト
できるかぎりコンパクトに、使いやすさを失わずに機能性を追求する。例えばプリセットできる数は多いほど良いかもしれませんが、その選択が煩雑になってしまっては意味がありません。Chamaeleo Tail Loop MKIIでは、コンパクトさを失わないために1フットスイッチによるバンクセレクトを採用しました。プリセット数を増やすため、3カラーLEDによるサイクル選択式とし、1フットスイッチで3つのバンクを実現。フットスイッチを押すたびにGREEN、RED、BLUE、GREEN…とバンクが変わります。これ以上バンクを増やすこともできますが、そうするとバンク選択が煩雑になってしまうため、最もバランス良くご使用いただける3バンクに設定。
■シリーズループとセパレートループ
シリーズループとは、複数のエフェクトループを直列で接続したものです。これは信号の経路を最短にすることができる反面、直列でしか使用できません。
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、4つのシリーズループに加え、セパレートループを搭載。セパレートループは、それ自体が独立した1ループとして動作するため、アンプの前とループ内や、インプットバッファの前にエフェクトをつなぐ場合、さらに別のパートなど完全に別経路のエフェクトを接続することもできます。これらをまとめてプログラムによって制御できるため、フレキシブルな運用が可能。
■プログラマブル スイッチャー
■トゥルーバイパス仕様
■5チャンネル×3バンク=15メモリー
■チューナーアウト・ミュートスイッチ
■電源:別売センターマイナス9Vアダプタ(One Control EPA-2000を推奨)
■寸法:440×63×54mm
Chamaeleo Tail Loop MKIIに関連する動画
Chamaeleo Tail Loop MKIIに関連するレビューやコメント
- この価格帯でこの出来ならかなり良いのではないかと思います。しかも他社製の同程度のチャンネル数のスイッチャーと比べてコンパクトなので、スペースの節約にもなります。バッファは余計な着色はなく、原音にそのまま張りが出たような印象です。
♪を1つ減らした理由は、ダイレクト・プログラム問わずスイッチングノイズが気になったからです。ライブ等の演奏中は周りもうるさいので聞こえませんが、レコーディング中の切り替えは控えた方が良いかもしれないです。
あと、ダイレクトでの使用中にスイッチ2つ以上を同時に押してもどちらか片方しか効きません。プログラムモードに切り替えるか、トントンっと2回に分けて押しましょう。
ちなみに5ch目のセパレートループですが、OUTから一旦IN5へ、そしてSEND5とRETURN5の間にエフェクターを、OUT5からスイッチャーの外へと接続すると、普通の直列ループとして使うことが出来ます。自分はこのように使えることが説明書を読んでも分からなかったので、一応書いておきます。
- 他のスイッチャーと比べて奥行きがなく、ボードの最前列においても圧迫感がほとんどありません。
この価格でこの多機能さというのは正直驚きました。良い買い物だったと思っています。
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